創立百周年~始動~

創立百周年 2020年

 現在、豊岡高校では、学校・PTA・後援会・同窓会が連携し、1年後に迫った創立百周年に向けた準備を進めています。
 平成29年7月20日に第1回目の記念事業実行委員会が実施され、各部会に分かれての活動が始まりました。現在計画されている周年記念事業は次の通りです。

(1)記念式典
創立百周年記念式典は、2020年の11月頃に豊高体育館を会場として実施される予定です。式典の具体的な日程や内容等は現在調整中ですが、式典では記念品の配布やアトラクションの実施を予定しています。また、式典後には祝賀会も開催される予定です。
(2)記念誌の発行
百周年記念誌は、これまでの記念誌の内容を生かしつつ、より充実したものが発行できるよう、現在資料収集や執筆依頼者との調整を行っています。豊高の歴史をわかりやすくふりかえる事ができるような紙面づくりを目指しております。
(3)記念整備事業
百周年を記念し、将来の豊高生に残せるような整備事業の実施を検討しています。現在、学校との間でどのような事業が可能なのか、検討作業を進めております。

創立百周年を迎えるにあたり

創立百周年実行委員会 委員長 上原みゆき
創立百周年実行委員会 委員長 上原みゆき

創立百周年実行委員会 委員長 上原みゆき

創立百周年実行委員会 委員長 上原みゆき

 この度、創立百周年実行委員長の大任を拝しました上原です。PTA・後援会会長を務めた後も豊岡高校とともに歩めることに、改めて感謝申し上げます。

 振り返れば、大正9年に農学校から始まった本校は、実業学校の時代を経て、昭和三39年に現在の埼玉県立豊岡高等学校となりました。この間、地域や社会に、多数の活躍する人材を輩出し続けて、いよいよ百周年の大きな節目を迎えようとしていますロこれまでにも、同窓生をはじめ、大変多くの方々から数限りない御声援、御助言を頂きました。心からの感謝の意を込めて、皆とともに喜び祝える記念事業にしたいと思います。

 思えば、私が在籍したころは、1学年は8クラスで現在と同じでしたが、1クラスは45人、全校で千人を超える大きな学校でした。学校周辺も、まだまだ緑が多く、現在よりのんびりとした空間が広がっていたような気がします。毎日部活動で汗を流した体育館、走ってばかりのグラウンド、文化祭で盛り上がった校舎内も今とは異なる姿をしていました。学校は、その後も生徒が増え続け、平成元年人学生の11学級48人クラスでピークに達しました。学校内外での生徒や先生方等の溢れんばかりの賑やかさに合わせるように、急速な勢いで周辺の再開発が進み、住宅や大規模な商業施設が建設されるなどして、駅前がきれいに整備され都市化し、今に至っています。

 平成25年度、これまでの豊岡高校が次のステップに向かうべく、「進学重視型単位制高校」として生まれ変わりました。生徒の多様な希望に応えられるよう少人数の授業ができる教室が整備され、木目調の落ち着いた雰囲気の壁など校舎内はすっかりきれいに改修されました。この新豊岡高校にわが子とともに、関わってこられたことにも嬉しさを感じているところです。新しくなった本校の基本理念は、目指す学校像に「地域に根ざし、豊かな人間性を培う進学校」となっています。この理念のもとで、これからも社会に有用な人材を育成し、地域や社会の発展に寄与していくことが大きな役割であろうと思っています。関係の皆様に引き続き御支援、御指導を賜りながら、百周年を機により一層、地域に信頼される学校を目指し、同窓生や関係者の皆様の絆がこれまで以上に強くつながる学校になるよう御協力をお願いいたします。

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